キミの笑顔は太陽のようで…
□はじまりはおわりで…
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中学生になったあたしは、
いじめにあっていた。
ガッ
ナナシ「はぐっ…!」
他「おい、てめぇ、よくも宿題忘れやがったな!てめぇのせいで怒られたじゃねぇかよ!」
ナナシ「そ、そんなの自分ですればいいじゃない…!」
声が震える。
怖い。
他「〜!もーあったまきた!このやろ!」
ドガッ
ガッ
ドサッ
ナナシ「ゔぐっ!かは!」
痛い。
怖い。
他「チッ…こいつ、全然泣きやがらねぇ…そういうのが余計腹立つんだよ!」
他「ねぇ、じゃぁさ…こいつの髪の毛、切ってやろうよ!」
ナナシ「!?」
うそっ…!
他「ふぅん…いいわね…♡」
他「よし!みんな!そいつおさえてっ☆」
ナナシ「なっ!?やっ…やだ…」
他「きゃはははははは♡」
ナナシ「ひ…!?や…
やめてぇぇぇえええ!!!」
パサ…
パサ……
ナナシ「ーっ…」
他「あは!やっと泣いたぁ♡わぁ、スッキリ!」
「きゃははは……」
遠ざかる足音、
胸の下まであったあたしの髪は、
バサバサに切り刻まれてしまった…