キミの笑顔は太陽のようで…
□プロローグ
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小さい頃から孤独だった。
「あんたなんかいなくなればいいのに…」
母は幼い私に、
毎日毎日、言い続けた。
「消えろ、消えろ!」
そう言って、
毎日毎日、私を殴り続けた。
でも…どこかで期待してた…
「お母さんだって、本当は私のこと、愛してくれてるはず」
って。
だけどね…
お母さんはそんなこと、
これっぽっちも思ってなかったんだね…
小学4年の時、
寒い寒い、冬の日だった。
お母さんは、タバコとお酒のにおいがする男の人とでていった。
私を置き去りにして…
その時、私の中では、
なんとなく、なんとなくだけど、
何かが崩れたような、
そんな気がしたんだ。