魔法少女リリカルなのは〜蒼き騎士王列伝〜

□〜第五話 幾星霜の理想郷〜
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―何処かの森―



アルトリア「・・・此処がレジアス殿が言っていた問題の研究所・・・(ジェイル・スカリエッティか・・・)」

アルトリアは、友人となった管理局員のティーダ・ランスターとレベッカと共に、時空管理局地上本部のレジアスに「ジェイル・スカリエッティに接触して欲しい」と依頼され、ある研究所に来ていた。

アルトリア「すまないな、ティーダ。お前まで付き合わせてしまって。」

ティーダ「気にするなって。お前は俺の命の恩人で大事なダチだ。ダチに協力するのは当然だろう?」

そう言ってティーダは笑いかける。ティーダは以前に犯罪者を追って深手を負った時に、アルトリアに命を救われたことがあったのだ。因みに、その時にティーダの妹のことも聞かされ、兄を救ったアルトリアに感謝しいつか会ってお礼を言いたいとのことだ。

もっとも、四年後、思わぬ形で出会うことになるのだが、それはまた別の話。


ティーダ「それよりも……ここにあのスカリエッティがいるのか?」

アルトリア「あぁ・・・まずは入らなければな」

レベッカ「見る限り怪しさ満点ですね。」

三人はあたりを警戒しながら研究所に入っていった。


―研究所・内部―


レベッカ「生体ポット…。なにか実験でもしてたんでしょうか?」

アルトリア「・・・さあな。ム・・・」

レベッカの言葉に返事をしながらアルトリアは近くにあった資料を見ていた。

アルトリア「・・・これは・・・・戦闘機人のデータか?」

ティーダ「・・・管理局が・・・それを・・・?」

アルトリアの見る資料を見たティーダは信じられないと言う表情を浮かべる。

すると・・・

シュキィン!

何処からかアルトリアにナイフが投げ飛ばされた

アルトリア「・・・・・・・」

アルトリアはナイフを避ける。

ティーダ「アルトリア!」

アルトリア「・・・心配ない。……早く出てきたらどうだ?」

すると、物陰から・・・


?「貴様・・・何者だ?」

?2「此処には危害は加えさせないぞ」


すると、紫色のショートカットの女性と銀髪で眼帯を付けた少女が現れる。


アルトリア「・・・危害は加えようとは思わん。俺は管理局の人間ではない。寧ろ、敵対している。ジェイル・スカリエッティに会いに来た」

トーレ「・・・そんな言葉が信用できるとでも?今すg「ちょっと待ってくれ」・・・ドクター!?」

一触即発の中、アルトリア達と女性達の間にモニターが現れた。

スカリエッティ『君の事は聞いている。こちらへ来てくれないか?トーレ』

トーレ「・・・仕方ない。来い」

その後、アルトリアとティーダ、レベッカはジェイル・スカリエッティと対談をすることになった。
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