ころらる

□言えない気持ち
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オレとコロネロはボンゴレ邸の裏庭に着いた

ここなら、あまり人も来ない





「……変わったなコラ」

「は…?」

「変わった…昔と……」

「!オ、オレは…!!」

「……?」

「オレは………………なんでもない…」


そうだ……なんでも…


「…………オレの言いつけ、守ってるようだなコラ」

「なっ…!」

「ちゃんと成長してる…」


そういってオレの顔を見て笑った

そうだ……


オレは見た目は6歳ぐらいだろう…

長かった……

お前に会うまで………



「……ラル?」

「!!…オ、オレはお前に言われたからではない!!」

「…だろうな」

「…!」

「そういう所は変わってねぇな…」

「ふ!ふざけるな!!お前は昔からそうだっ!!何時も勝手で、我が儘で!!」

「あの時だって、お前は…!!」

「ラル…」

気が付いたらムキになっていた

性格にあわず、ムキになって怒っていた


「……悪かった」

「っ……!」

「……守るためだった…危険な目にあわせたくなかった…」

「よ、余計なお世話だ!オレは生きていける!戦える!!」

「軍に居た時だって、弟子にしろなどと言って近付いておいて!今度は守るために
離れた?冗談じゃない!!」

「ラル…」

「オレがどれだけお前を……!!」

待っていたか──…

どんなに……会いたかった、か……


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