05/05の日記

20:31
そうだ、日野に行こう。
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…と、言う事で、新選組発祥の地である日野市に行ってきました。

実は、先週末にも訪れたのですが、一番行きたかった土方歳三資料館が閉館日でして…。

第一と第三日曜日しか開館しないという事を知らずに行ったアホ一家。

せめて土方さんのお墓参りに行こうという事になり、石田寺にある土方さんのお墓に手を合わせて帰ったのでした…。

いや、それはそれで良かったんです。私達家族以外誰もいなかったから、ゆっくりと手を合わせる事が出来ました。

土方さんのお墓を目の前にして感じた事…

生前は戦の日々だったけれど、今は穏やかに過ごしているんだろうなぁ…いや、そうであって欲しい。

武家の生まれでない者があの時代に武士になるなんて、簡単な事ではなかった。

血の滲む努力は勿論、周りの視線や心無い言葉も容赦なかったでしょう。

沢山辛い事を乗り越えて、彼は武士になった。

そして、新選組を守り立てる為、近藤さんを担ぎ上げる為、生まれも流派もバラバラな隊士達をまとめる為、彼は鬼になった。

局中法度などの話を聞くと、物凄く冷酷な人に思えてしまうけれど、彼がご実家に送った土産や手紙、豊玉として詠んだ句などを見ると、彼の優しくて少しお茶目な一面を見る事が出来る。

優しくて、お茶目で繊細な人。

鬼の仮面の下に隠された素顔を知る度に私は土方歳三という人に惹かれていってしまう。

だけど、彼はお墓の中の人。

彼のお墓に手を合わせると、勝手に涙が出て止まらなくなってしまいました。

その日はそれでおしまい。

近くのサイゼリアでご飯を食べて、電車を乗り継ぎながら約1時間かけて家に帰るのでした。

あ、我が家は日野市から結構近いのです(^ ^)

土方さんのお墓参りが出来たのは嬉しいけれど、やっぱり土方歳三資料館も見たかった…

…と、いう事で5日にも行っちゃいました。

今回は日野宿本陣、佐藤彦五郎資料館、井上源三郎資料館、土方歳三資料館…と、頑張って行ってきました。

日野に着いたら、まずは日野宿交流館へ。

そこで新選組グッズ&日野限定薄桜鬼ポストカード&クリアファイルセットを購入(^^♪

新選組グッズは、うちの息子に着せる新選組羽織り風の法被と局中法度の書かれたタペストリーを購入。



局中法度タペストリー(^ ^)



息子用法被☆



薄桜鬼ポストカード&クリアファイル(^^♪日野宿本陣前に立つ土方さん。

洋装と和装の二種類があります。

私は迷って迷いまくって和装にしました(^ ^)



こんな感じでお買い物を楽しんでいました。他にも土方歳三饅頭、土方歳三うどんなど、少し『ぶっ…』と吹き出してしまいそうな品も多数(笑)

いや、実際に土方さんの好物だったなら分かるんですけど、名前だけですよね?
まぁ…お土産なんてそんなものか。

グッズを買った後は井上源三郎資料館へ…行ったのはいいけど、時間が早すぎて開いておらず、近くのベンチでコンビニで買ったご飯で昼食を済ませる事に。

それから、少し早い時間から開いている佐藤彦五郎資料館へ行きました。

佐藤彦五郎さんは土方さんのお姉さんの旦那様であり、土方さんの一番の理解者。

資料館には土方さんの鉄扇や龍笛、愛刀、土方さんが贈った京土産や、沖田総司さんからの手紙などが展示されています。

少しウケたのが沖田さんの手紙。
『ご機嫌』と書かれている機嫌の字がクシャクシャって書かれているんです。

…沖田さん、大雑把な人だったのかな?薄桜鬼の中では面倒臭がりなイメージがあるけれど(笑)

手紙の内容は山南さんの死を知らせるもの…

実際の山南さんは局を脱走して切腹してますものね…。

館長さんの曽祖父だった方が沖田さんに稽古をつけてもらっていたらしく、そこで三段突きを目撃していたとか、稽古が終わっても遅くまで残って一人稽古していたとか…色々なお話が聞けました。

剣の天才と言われているけれど、沖田さんも毎日努力していたんだなぁ…と感心しました。

色々と館長さんが丁寧に説明してくれて、とても楽しかったのですが、息子の不満が爆発して煩くなってきたので後ろ髪ひかれる思いで退出(涙)

次は井上源三郎資料館!

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