一なる元素とは

□能力
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「よし、今日から楪那もここに住むからな!」

皆と一緒に生活するというからルームシェアなのかと思った楪那。
皆本宅でこれから生活することにとても驚いた。

「生活できるのっ?」

「失敬な!!1人増えたぐらいでもう変わらないだろう!」

「そーだそーだ!風呂も皆で入るし?寝る時も一緒だし!」

「嘘っ!?」

「薫ーっ!!楪那が信じるから止めておけ!!」

薫の冗談に真に受ける楪那、薫の冗談を怒鳴りつける皆本。

「きゃー!!皆本はんヤラシーで!」

「だいたぁーん!」


葵や紫穂も入ればもうグチャグチャ。




でも、今まで1人で暮らしていた楪那は楽しそうだったので皆本も本気で止めようとは思っていなかったみたいだ。







そして










その光景を見ている影があった。



「京介、ヨク飽キズニ見テラレルナ」

「あぁ、だって未来に関わるかもしれない子が新しく現れたんだぜ?気になって当然じゃないか」

「フーン。ろりこんノ思考ハ理解シ難イナ」

「誰だロリコンだ。このげっ歯類!」








『…?』

『どうしたん??楪那はん』

『んー…何となく視線を感じたって言うか…んー?』

『幽霊かっ!?』

『変な事言わないでよ!楪那さんも薫ちゃんも!!』

『そうだぞー?』

『やっぱり…気のせい、だよね。あはは、御免なさい!』






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