一なる元素とは

□再会
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兵部は本当に楪那が僕らを
いや、
僕を救うのか確かめる為に楪那に仕事に同行してもらった。


「え…?仕事??」





「そう。何、簡単だよ。ちょっと顔を出すだけで良いんだからね」
兵部はニッコリと笑っているが楪那は何かを勘付いたのだろう。
眉間にしわを寄せて嫌そうな顔をしている。


「それって…まさか、」

「ん?B.A.B.E.Lの皆本くんのところさ」




その瞬間、兵部の視界から楪那が消えた。
瞬間移動だと理解した兵部はすぐに干渉して跡を追った。





瞬間移動先は楪那の自室。

何故か荷物をまとめている楪那を見つけ?マークを浮かべた兵部はすぐに聞いた。


「何故、荷物をまとめているんだい?」

「だって…B.A.B.E.Lに戻れって言うんでしょ?」


そう兵部を見ずに答える楪那につい噴き出してしまった兵部。



「な、な…何よっ!違うって言うの!!?」
顔を赤くして聞いてくる楪那。

「ぶぷぷ…ぶはっ!!」
その反応がまたおかしくて兵部は思いっきり笑い出した。


その様子にカチンときた楪那は

「何がおかしいのよぉおお!!!」

そう怒って自室から瞬間移動で追い出した。










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