一なる元素とは

□一方
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僕の催眠が解ける前に色々な事があったらしい。

それは楪那がいなくなってしまうほどの。




チルドレン達には特に心配をかけさせたみたいで楪那に酷い事を言ってしまった、と言っている。

何を言ってしまったんだい?
そう優しく聞いたがチルドレン達も思い出したかのように御免なさい、と泣き出してしまった。



悪かった、と謝罪して泣き止むまで待った後、流石に聞くのは酷だと思いその場にいた賢木に聞いた。




――いくらついこの前、能力に気付いたからって大人なんだからもう少し制御できただろう

――僕の事を最初から傷つけるつもりだったんじゃないか

――そんなつもりが無かったら早く僕の催眠を解いてくれ




等々

最初は違う、としっかり否定していたが段々否定しなくなっていた楪那が可哀想で止めに入ったが薫の念動力で呆気なく壁に押し込まれた。


そのすぐ後、楪那が走ってどこかに行ってしまったのは。













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