犬夜叉〜短編集〜

□休日
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名無しさん
「ねぇ蛮骨、暇だし…、川行かない?」

蛮骨
「おぉ、いいぜ。」

蛇骨
「川かぁ、いいねぇ。俺も行く!」

煉骨と睡骨も強制的に連れて行かれる事になった。

凶骨と銀骨と霧骨はそれぞれ休日を楽しんでおり、どこへ行ったのか分からない。



………。


川についた一行。


名無しさん
「風が気持ちいいね!」

そう言うと軽く背伸びをした。

蛇骨
「ちび、邪魔だっつーの。」

そう言うと蛇骨は草原の上で背伸びをしている名無しさんを押しのける。

名無しさん
「何よー!男女ぁ。」

蛇骨
「男女って何だよ、気持ちわりー。」

煉骨
(いや、お前の事だ蛇骨。)

煉骨は心の中で呟いた。


蛮骨
「川も冷たくて気持ちいーなぁ!」

蛮骨は足だけ、川に入れて涼んでいた。


蛇骨
「俺もやろーと!」

蛇骨は蛮骨の横に座ると川に足をつけた。

それを見た名無しさんはムッとし、蛮骨の横にいる蛇骨を押しのけた。

その勢いで蛇骨は川に落ちる。

蛇骨
「てめぇ、何しやがんだよ!」


そんな事など聞こえていない名無しさん。


名無しさん
「蛮骨の横はあたしなのー!」

蛇骨を押しのけた後に座ると、蛮骨にくっついた。
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