メインの弐

□山崎を襲う惨劇
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疲れたな…もう眠たい。でもまだ報告書もまとめなきゃ。風呂にもゆっくり浸かりたいけど、それよりやっぱ寝たいな。
小腹も空いたけど、もう何か食べ物用意するのも、口に運ぶ作業すら面倒臭いな。

もう、四時か。
こりゃまた貫徹だな…。
次の非番はいつだっけ。
はぁ、ゆっくり休みたいなぁ…。

ここ最近は人気のない夜の諜報活動が多い。
昼は昼でこなさなきゃいけない仕事がある。
はっきり言って、もうくたくた。
今更文句を言っても仕方ないけど、この仕事を選んだ自分を恨む。

どうして、何か企んでいる奴らは挙って夜に動くのだろう。
昼間にしてくれよ、昼間に。
じゃないと眠いし、暗いからよく見えないじゃないか。
…あ、見られない為に夜に動くのか。

相当疲れてるな。オレの思考回路もいよいよショート寸前。
月に変わってお仕置きしてる場合じゃないよ、これ。

はぁ…。
目を閉じて溜め息を吐いたら、もう瞼が重くて開かない。
もうちょっとだけ、五分だけ。
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