アイドルなんて呼ばないで
□story 8
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〜生徒会室〜
実行委員と共に運動祭の準備は着々と進んでいた。
私の必死のアピールも綾には届いてないみたいだけど…
でも生徒会メンバーとしてはそれなりに仲良くなってるつもり。
『なんかさー生徒会メンバー考案で面白い競技とかできないかなぁ…』
佐「面白そう!いいねー!」
『でしょでしょ!何かないかなぁー!』
「そーいうのパス!それでなくても忙しいのに余計な仕事増えるのは無理。」
え……
なんか言い方冷たかった…
『でもさ!これが成功したら毎年恒例になるかもしれないし!』
「だから…無理だって。競技考案するのも準備も当日の運営もやってくれるなら文句ないけど。」
…………
『わかった。私1人でどーにかする!!』
バンッ!!
私は思わず生徒会室を飛び出していた。