アイドルなんて呼ばないで

□story 3
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お昼ご飯を食べ終えて私達は講堂に向かった。

〔各クラスごとに整列して下さい。クラス委員の人は投票用紙を配り……〕

「あっ優子遅いよー」
「逃げたかと思うたわ(笑)」

有華と梅ちゃんが私のところに駆け寄ってきた。


〔立候補者のみなさんは…舞台袖まで来てください。
応援演説がある人は…私まで申し出て下さい。〕







舞台袖に来た

「あっ優子!」
『佐江じゃん♪』
「優子も立候補してたんだ♪安心した」

佐江は幼馴染みで唯一無二の心友。
最近はクラスも違うし学校ではなかなか会わないけど家が近いからよく行き来してる


『佐江がいるなら私も安心だ♪』

佐江とじゃれてると…


ドンッ!!

後ろから誰かがぶつかった。

「優子、大丈夫!?」

『うん…』

「ごめんね!!大丈夫?怪我とかない?」

『は…』

その人を見ると私は固まってしまった…

そう!その人は…私がずっと気になってたその人だった。

『だっ大丈夫!私がドアの前で遊んでたのがいけなかったので!』

驚いて早口でしゃべってしまった。

「あはは、よかった。」

そういってその人は演説の順番を決めるクジを引
いていた。

クジ…ってことはあの人も立候補するってことだよね?

一緒生徒会入りたい!

もっとあの人に近づきたい。

「優子?」
『あっえ?』
「大丈夫?」

心配そうに佐江が聞いてきた。
佐江に今度相談しよー

『うん!大丈夫だよ!』

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