イラスト集

□もらい物
11ページ/13ページ

〜鈍感力〜


『こはるーん!』
「あら、おはよう」
『おはようこはるん!今日もかわいいね!』
「いゃあん、照れるわ〜」

こうやって小春ちゃんと話すのがわたしの日課である。
わたしは小春ちゃんが大好きだ。恋の相談とかもしちゃってたりする仲です。
でもそんな仲を邪魔する人がいます。

「小春!浮気か!」
『あ、一氏くんいたんだ』

「お前、毎回毎回俺の小春にくっつくのやめや!」
『そんなん知らんもん』
「お前大阪人ちゃうやろが」
『えーん、小春ちゃん、一氏くんがいじめるー』
「よしよし、泣かんといてな、ユウくん!女の子いじめたらあかんで!」
「こ、こはるぅ、」
『えーんえーん』
「そない嘘泣きしてもバレバレや!小春から離れんかい」
『やーだよー』
「(ムカッ)」

ボコッ

『いたっ!!!一氏くんが殴ったぁ!』
「ユウくん、いくらなんでも手出したらあかんで!」
「小春が…俺の小春が…見方してくれへん…」
「まったく、ユウくんはほんまにヤキモチ焼きなんやから〜」
そういって小春ちゃんは、一氏くんに、「謝ってちゃんと仲直りしいや」といって、わたしの頭をなでてくれた。
しかしわたしたち二人の間には険悪な雰囲気が漂う。

『…』
「…」

『一氏くんて、ヤキモチ焼きなんだね〜。でもわたしの方が小春ちゃんの事すきなんだからね!』
「なんやと?!俺が小春を思う気持ちは誰にも負けんのや!」
「(ヤキモチ焼きってそういう意味で言ったんやなかったんやけどなぁ。)」

『…』
「…」

『「もう知らんわ!」』

「(ほんまにもどかしいわこの子ら)」











しろ様からいただきました!

小春ちゃんと思いきや一氏のユウくん夢でした!


小春ちゃんとユウくん好きですぜ!
ありがとうございます!
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ