なのは

□始まり
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「ん?ここどこ?」
俺は…確か仲間と一緒に…。
「よぉ刹那」
刹那「蓮…?」
どうしてここに?
蓮「さぁな。気がついたらここにいた」
そう……ところで。
刹那「いつまで見てるつもり?」
蓮「そろそろ出てこいよ」
俺と蓮がそう言うと何もないこの空間から女が現れた。
「よく分かったわね」
刹那「気配を感じとるのは得意でね」
蓮「誰だあんた?」
「ニュクス、と言ったらわかるかしら」
ニュクス…確か夜を司る女神だったはず。
刹那「女神が俺たちに何かよう?」
ニュクス「あなた達は死んだ。そこまでは覚えてる?」
覚えてる。蓮を含める他の仲間と一緒に世界政府を壊滅させた。
ニュクス「その時にあった戦いを見させてもらったけど、あなた達、あれは人間が持てる戦闘能力をもう超越してるわ。どうやってあそこまで強くなれたの?」
蓮「さぁな、ただひたすら人殺し続けたらああなった」
刹那「同じく」
ニュクス「それだけで…この子達、まさか…」
なにやらニュクスがぶつぶつ言っている。まぁ確かにそれだけの理由であそこまで強くなれないよね普通は。
ニュクス「あなた達、転生する気はない?」
刹那、蓮「「転生?」」
俺と蓮の声が重なった。転生ってあの?
ニュクス「そう。まぁ違うと言えば転生する場所はアニメの世界とかになるわね」
アニメねぇ。俺と蓮もそう言うのあまり見る機会なかったからなぁ。
蓮「で?転生する場所は?」
ニュクス「魔法少女リリカルなのはね」
刹那、蓮「「うん、全く分からない」」
ニュクス「簡単に言えば魔法を使う世界ね」
魔法ねぇ。
ニュクス「本題はここから。転生させるにあたって能力を与える決まりになってるの」
蓮「能力?」
ニュクス「たとえばアニメやゲームで主人公が使う能力とかが主ね」
刹那「決まった」
蓮「俺も」
ニュクス「早いわね!?まぁ言ってみて」
刹那、蓮「「生前における俺達の全盛期の身体能力と戦闘技能」」
ニュクス「この時点で十分にチートねぇ……他は?」
刹那、蓮「「以上」」
ニュクス「それだけでいいの?」
蓮「あぁ、異能は大してつかわねぇと思う」
ニュクス「一応私の独断で異能を与えるわ。それだけだと流石に足りないからね」
刹那「いや別にいいけど」
蓮「いいんじゃねぇの刹那?もらえる物はもらっとこうぜ?」
刹那「……分かった」
ニュクス「その世界にはデバイスっていう武器が必要になってくるんだけど、いる?」
刹那「じゃあ……最凶
のデバイスを所望する」
蓮「俺もそれで頼む」
ニュクス「OK直ぐに作るわ。見てなさい!」
するとニュクスの真下に巨大な魔方陣が現れた。
 

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