INFINITE
□大きなプレゼント
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もうソンヨル寝てるかな…なんで携帯の電源消してるんだろ…
今日は2人で俺のセンパするつもりだったのに、仕事が予定より3時間もオーバーしちゃって今は深夜1時
最近ソンヨル忙しいから、きっともう寝てるだろうな
ソンヨルに対する謝罪の気持ちと、もしかしたら待っててくれてるのではという少しの期待を持って俺は玄関の扉を開いた
さすがにどの部屋からも光が消えている
センパ会場の自室も光はなかった
寝てるなら起こすの悪いなと思って、電気をつけずにいた
暗闇に目が慣れると、部屋の端に大きな箱が見えた
ソンヨルは部屋にいないようだ
怒こらせちゃったかな
その大きな箱は1m以上あり、綺麗なリボンで飾られていた
開けていいものかと悩んだが、待ちきれず開けてしまった
そこには…
すやすやと寝息を立てたソンヨルが入っていた
小さい箱を大切そうに抱えながら
どうせソンヨルのことだから、帰ってきた俺を驚かそうと思ったんだろう
残念ながら睡魔には勝てなかったらしい
寝ている恋人にそっと毛布をかけ、おでこにキスをした
センパはまた今度だな…
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