SSストーリー

□坂田銀八
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はい、今日はバレンタインデー

女子がキャピキャピして、男子がそわそわする日。






俺には、どーーーでもいい。



お互いに、男だし?
まぁ…銀ちゃんにチョコでも貰えたらいいかな!






「神崎君、はい義理だけどよかったらどうぞ」



『…ナニコレ』



3Zの生徒の一人、志村妙から黒い煙の上がる物体を貰った。



「見た目通りよ!チョコマフィンを作ってみたの」



『へー…ダークマターかと思ってましたよ』



「何を言っているの、神崎君
そんなものを私が作れると思っているのかしら?」


『いや、お妙にはそれしか作れないと思ってたけど?』


「ひどいわー…あなたのその下にあるものも焼いていいかしら?」


『すんません、嘘です…美味しく頂くので、その腕を下ろしてくださいィィィ!!!!!!』



「分かればいいのよ」




あぁーーーーー怖かった。

俺の息子が焼かれるとかマジ怖いし…このダークマターは…うん、柳生にやろう


それが一番いいかもな、あいつお妙のことが好きだし。






「おい、凌駕ー」


今度は、チャイナ少女神楽。


『どうしたんだ?』



「チョコを寄こすアルヨ!!」


『いや、普通は女が男に渡すんだろ?』


「今の時代は、逆チョコアルネ!だからさっと寄こすネ」



『…ダークマターなら持ってるぞ?』



「いらないアルよ、…アタシ、まだ死にたくないネ」


ですよねー


「何も持っていないなら、お前は用済みネ」



そして神楽は去った。






神楽のあとは、保健委員の猿飛綾女、阿音、百音…3Zの女子からは、貰った。


思っていたよりかは、多い。
(ダークマターは数えないぞォォ!!!)
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