SSストーリー
□緑間真太郎
1ページ/2ページ
2/14
今日は、年に1度大好きな人に思いを伝えらる日。
バレンタインデー
あたしは、おは朝信者の緑間真太郎くんにチョコを渡そうと思っている。
でも、…
あたしは、緑間君とは話したことがあまりない。
どちらかというと、緑間君の相棒高尾和成くんと話そすことが多い。
現時点で、隣の席。
「おはよー!美桜」
『おはよう、和成君』
「おォっ!さっすが本命チョコは気合入ってんだな?」
朝練が終わって教室に入ってきた和成君に、カバンの中に入っているチョコの箱を見られた。
でもこれは…
『違うよ、これは和成君の友チョコですぅ〜!
ちなみに…これが本命のだもん…//』
同じような箱でも色は違う。
和成君のは、オレンジ色の箱。緑間君のは、緑色の箱。
大好きな人の色の箱。
ちょっと恥ずかしいけど、これくらい直球の方が伝わるかなっと考えたのだ。
「まぁー、サンキューな!!美桜って前から、お菓子作りやってるからさすっごく美味そうー!!」
『喜んで貰えてなによりですねー!
本命チョコは…ちゃんと渡せるかなー』
「俺が、呼んでやろうか?」
『うーん…うん!お願いね、和成君!!』
「おう!任せとけよ、俺がちゃんと連れてくるからな!!放課後でいいか?」
『うん、教室で待っててって言ってください!』
ちょうど今日は、バスケ部の練習はお休み。
なんという偶然……
中谷先生、ありがとうございます!!