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□ソピアの胸
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※美咲視点
※女体化注意
※本番は有りませんが口淫のシーンがあります。


【あらすじ:正体不明のストレインによって美咲が女になってしまった。】


「ひっ....!?」
「なんだ美咲ぃ....怯えてんのかよ....?」
「ん、んな訳ねぇだろっ....!!」

猿比古の掌が俺の右腕をそっと撫でた。
それから、胸の膨らみの隣をゆっくりと撫でられる。

「ぃやっ....」

瞬間、ゾクリとして俺は声を漏らした。
それから自らの出した嬌声に恥ずかしくなって唇を噛む。

(こ、これが、女の身体っ....!?)

今俺は、下半身裸の猿比古の膝の上に、全裸にされて座っている。
俺だけが全部脱がされてるのは不公平でムカつくが、一番の問題はそんな事じゃない。

股にあたる猿比古の性器がヤバい事になってるのが、見なくても解った。

(あたってんだよ馬鹿っ....////)

緊急抜刀もいい加減にしろよこれ。
もう完全に勃ってんじゃねぇか。

「....っ」

今の俺の身体は、男だった頃より柔らかくて細い。
だからか、身体のあちこちが妙に敏感だ。

猿比古の愛撫する指が、俺の身体をどんどん火照らせていく。

「ふっ、んんっ....////」

不意に猿比古の指が胸の膨らみの天辺をきゅっと摘まんだ。
その瞬間、身体全体に淡い快感が広がる。

「やっ....猿比古、やめろっ!!」
「止めねーよ....美咲が俺に何でもしますって泣き付いて来たんだろ....」
「んな事言ってねえよこのクソ猿!!////」

一杯一杯で叫ぶ俺の心中には、じわじわと苦い後悔が広がっていった。
じわりと瞳に涙が滲む。

あぁ俺はこの変態のクソ猿に騙されたんだ。

(素直に、尊さんに....助けて貰ったら、良かったんだ....!!)

俺は数時間前の事を思い出して、目をきゅっと瞑る。

俺は何時ものようにバイト帰りに街歩いてただけだ。

そして、不意に一瞬気持ち悪くなって....治ったと思ったら女になってた。

多分、すれ違ったの奴らの内の誰かがストレインだったんだろう。
それで、俺が吠舞羅のヤタガラスと知ってか知らずか、俺を女にした――――

(クソッ犯人見つけたら絶対殺すっ....)

俺は吠舞羅の奴らにこんな姿見せるのは我慢出来なくて.....
困ってうろうろしてたら猿比古に見つかった。

猿比古は事情を勝手に見事言い当てると、俺に向かってにっこり笑って言った。

『俺ん家来い、何とかしてやるから』

(信じた、俺が馬鹿だった....!!)

そして猿比古の家につくと即刻ベットに押し倒されて、脱がされて膝の上にのせられてこの状況だ。

「クソ猿、何とかするって言った癖に....お前はっ」

猿比古の指がゆっくりと、へこんだ俺の腹を撫でる。
その瞬間、腹の奥がきゅんと疼いた。

....何だよ、これ....?

「女が一人暮らしの男の部屋に来るって....=セックスだろ....」
「んな訳有るかぁああ!!ふざけんなクソ猿離せっ!!」
「あー、童貞の美咲は知らないよな、うん」

猿比古は言いながらぐちゅりと、俺の秘部に指を差し入れた。
その瞬間、驚きと、かつて感じた事の無い奇妙な快感が俺を襲った。

「ひゃあっ!?////」
「エロい声、処女の癖に」
「っ....処女って言うなっ」

俺は男何だぞ....!!
処女って何だよクソ殺すぞ....!!

「やぁあっ!!////」
「美咲って思ってた通り敏感だな....」

不意に猿比古の指がクイと奥まで入ってくる。
瞬間、ぽっかりと身体に空洞を掘られた様で、俺は大きく身体をのけぞらせた。

ビクリと秘部の周りが疼く。

「は、濡れてきてんぞみぃさぁきぃ....」
「.....!?」

気付くと秘部からぬるりとした粘液の様なものが出ていた。

(な、何だよコレ....!!)

知らない。
こんなの知らねぇ!!

俺の身体じゃない.....っ!!

「美咲ぃ、俺にくちゅくちゅヤられて感じてるんだな....」
「は....違ぇよ!?んな、わけ....」

くちゅり―――

再び猿比古が卑猥な水音を響かせて秘部を掻き回す。

「ぁんっ!?////」

喉の奥から変な声が漏れた。

俺は恥ずかしさにカーッと顔を真っ赤に染める。

頬が熱い―――

「ん、もう入れても大丈夫だな....」
「!////」

不意に猿比古は呟くと、クルリとベットに横になった。
俺を向かい合わせにして身体の上に股がらせると、肉薄な笑みを浮かべる。

「....?何の....つもりだ?」

俺は突然猿比古の愛撫から解放され、怪訝に思って猿比古を睨んだ。

何だコレ、終わり?
俺帰っていいのか?
そう言う事なら遠慮なく帰らせて貰うぞ―――

「....何って、美咲、騎乗位知らないのかよ」
「は?」

困惑する俺に対し、猿比古は凉し気な笑みを浮かべてそう言い放つ。

「美咲が俺の為に一生懸命腰振んだよ」
「あぁ!?誰が!?」

猿比古の言葉に俺は目を見張った。

何で俺がこの裏切り者の猿の為に動かなきゃなんねーんだよ!!
嫌に決まってんだろ!!

「美咲」
「っ....!?////」

俺がプイと顔を背けると、猿比古はそっと俺の頬に手を伸ばした。
そして優しく手を添える。

「三回....俺の事三回イかせられたらマジで何とかしてやるよ」
「は....!?」

三回。
そう言った猿比古の表情は穏やかだった。

その優しい表情が、妙に俺の心を擽る。
不意に猿比古が凄くイケメンに見えて俺は身体を堅くした。

(さ、猿比古が....格好良いなんて....)

有り得ない!!

だって猿だぞ?
あの変態でストーカーでヤンデレ(って鎌本が言ってた)な猿だぞ?

なのに、何で俺は今こんなにドキドキしてるんだよ....!!

「美咲、まさか騎乗位すら出来ねぇの?」
「はぁっ!?////何言って....」

俺がまさかの感情に戸惑っていると、にやにや笑って猿比古が茶化す様に言った。
顔が色々と嫌らしい。

ヤメロその顔....っ!!

「あー、童貞処女の美咲だもんなぁ....無理だよなぁ〜....だって女とすらセックスしたこと無い....どぉてーだもんなぁ?」
「....っこの!!黙ってりゃぁ言いたい放題言いやがってクソ猿っ!!」

俺は猿比古の舐めた態度にとうとう怒髪点を突かれた。
怒りに身を任せて猿比古に掴みかかる。

猿比古がにんまりと口元を歪めるのを見て、俺は瞬間歯ぎしりした。
そして溢れる苛立ちのままに叫ぶ。

「わぁーった!!騎乗位でも何でもやったらぁこの早漏野郎!!」
「くはっ....言ったなぁ美咲ぃ....?」

猿比古の心底嬉しそうな顔。
張り倒したい。

「じゃあ美咲、まずは俺の性器を美咲の可愛いアソコに入れて」
「は....////」

言われ、ちらりと目線をやれば、猿比古の雄はがっつり上を向いていて....

(こ、これをい、入れる....!?)

俺も元男だし、男の性器がどういう時にこうなるのか位は解る。
そしてその時の、性器の状態も....。

「....っ」
「んだよ....怖じ気づいたのか?」
「んな訳ねぇだろっ!!」

言いながらも俺の目にはじわりと涙が滲む。

信じられなかった。
猿比古のガッチガチに堅くなって、やばい位デカくなったコレを俺の身体の中に入れるなんて....。

(い、痛い...よな)

俺は涙目で猿比古の性器を見つめる。
それからきゅっと唇を噛んだ。

(三回....イかせたら.....終わり)

俺は右手で乱暴に涙を拭う。
そして、そろそろと猿比古の性器を俺の秘部に宛った。

猿比古が息を飲むのが聞こえる。
畜生クソ猿、静かにしろ。

「ん....っ」

猿比古の性器に手を触れた。
それはもう先走りでぬるぬるになっていて、猿比古が興奮しているのだと解る。

「っ....」

怖い。
不意にそう思って俺は肩を震わせた。
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