★Text

□見えない愛情
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※猿比古視点
※ミサキチ


「ゲッ猿比古!?」
「みぃさぁきぃいい!!こんな所で逢えるなんて....奇遇だなぁ....」

運命感じる。
美咲ぃ....お前も感じるだろぉ?

いや、違うな。
美咲は"感じたい"だよな。

今にも俺のぶっといので貫かれてアンアンエロい声上げて感じまくりてぇんだろみぃさぁきぃ....

ハァ....美咲可愛い美咲。

当たり前すぎて今更言ってもしょうがないような気すらして来る。
所謂自明って奴か。

でも美咲可愛い何回言ってもやっぱ足りない美咲美咲可愛い。

「....あのよぉ、何ソレ」

ん、なぁに美咲?

どうしちゃったの美咲。
顔真っ赤だよ?
え、もしかして俺と話してるから?

もじもじしてる感じ?
美咲可愛い美咲美咲美咲美咲美咲美咲。

あ、これはただのカップラーメンだけど何か?

「....お前ちゃんとさぁ、野菜とか食ってんの?そんなんばっか食ってんじゃねーだろーな」

食べてないけど。

嘘、心配してくれんの?
美咲が俺の心配してくれるんだへぇ〜可愛い所あるじゃねぇかよぉ。

あぁ、漸く解った!

つまりカップラーメンじゃなくて、美咲を食べてって事かぁ....ふふ、素直じゃないんだから。
でも素直じゃない美咲も可愛いなぁ....。

「....猿比古?テメェ何にやにやしてんだよ....?」

美咲が可愛すぎるからだよみぃさぁきぃ.....。
ハァ、もう限界。

伏見、緊急抜刀ぉ....。

「!?ばっ、ちょ!?クソ猿っ!?何っ出して....」

そんなに赤い顔して誘ってんのかよぉおおお!!

ハァハァハァハァ美咲可愛い....っ!!
待ってろよ今俺のダモクレスの剣をお前の可愛いケツに落としてやるからなぁ....!!

って、アレ?
副....長....!?

「伏見!!白昼堂々何をしている!!」
「っ!ツンドラ!!」

うっわー最悪何でよりにもよって副長が。
いつの間に現れたんだよ。俺美咲しか見てなかったわ。

つかツンドラって....美咲はやっぱり可愛いなぁ。

ってオイ!
何その女相手に顔赤らめてんだよ美咲ぃ!!
お前は俺だけ見てろよ!!

「伏見、まずはソレをしまいなさい」
「チッ....」

あ、美咲オロオロしてる。
もっとオロオロさせたい。

「美咲がペロペロしてくれたらしまいます」
「ハァ!?何言ってんだクソ猿!?////」
「....いい加減にしなさい」

ふふ....美咲怯えてる....。
いいなぁその顔....。

「そんなら俺が美咲をペロペロしていいですか?」
「――――っ!!////」
「....伏見、あなた当分外出禁止にするわよ」

「チッ」

それは困る。
美咲に会えなくなる。

「....スミマセンでしたァ....」
「....解ったなら行くわよ」
「チッ」

チッ。
せっかく美咲とイチャイチャしてたのに邪魔しやがって。

あぁ次いつ会えるんだよ美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲美咲。

「....猿」
「ん?」

え、何?
美咲が何か言いたそう。

どうした?
もしかして誘って.....

「....猿比古、身体....壊すなよ」

誘っ.....

.....

....

「っ美咲可愛すぎるだろぉおおおおお!!////」
「ううううるせぇ黙れクソ猿ッ!!/////」
「伏見、公共の場で叫ぶのは止めなさい」


秋山(....おまわりさん、こいつです....)



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こいつおまわりさんです




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