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□愛の詩
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※猿比古が可哀想
美咲にとって俺は、沢山の人間の中の一人だったのかも知れない。
だけど俺にとって....
美咲はたった一人の特別な存在だった。
傍にいるって言ったのは俺を縛るための嘘だったのかよ?
俺の事、お前無しじゃ生きられない様にしといて....
お前は俺が居なくても生きていけるんだ。
酷いだろ。
理不尽じゃねぇか。
どうして俺ばっか、こんなに好きなんだよ。
なぁ、美咲、どうして他の奴の前で笑うんだ?
俺、全部美咲に捧げるから....美咲も俺だけのものになってよ。
世界に二人っきりでいたい。
美咲だけが欲しい。
他のものは要らないから。
目も耳も鼻も肌も舌も、俺の事だけ感じて。
嬉しいも悲しいも....俺にだけ頂戴。
俺も、美咲に全部あげるから。
なぁ、俺にくれた体温は嘘だったの?
お前の身体や心が、俺に寄り添って温めてくれた。
それも全部紛い物?
俺にくれた色んな表情は....俺を繋ぐための作り物だったのか?
なぁ、美咲。
答えろよ。
俺の不安に突き殺される位、傍に来て。
そして、その愛しい心臓で愛を語ってくれ――――
美「っていう差出人不明のポエム(?)みたいなのが....うちの....ポストに入って、て....これってストーカーって奴....か?」涙目
鎌「うわぁあああ!!?」
草「....難儀やなぁ....」
尊「....燃やせ」
ア(猿比古....伝わってない)
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八田ちゃんは鈍感だから、はっきり言わないと伝わらないと思う(十話参照)。
猿比古のポエム(?)はある曲からです。