No.6

□センター試験に対する考察
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紫「スピンアトップ・スピンアトップ・スピンスピンスピン―」

ネ「…どうした紫苑。とうとう頭がおかしくなったか…?」

紫「おかしくって…。違うよ。今年のセンター試験の国語の問題だよ。」

ネ「センター?」

紫「そう。小説の問題の…ほら、ここ。」

ネ「あぁ、これか。『シイゼエボオイ・エンドゼエガアル』って、すごい発音だよな…。」

紫「全体的に、よく分からない小説だったよ。」

ネ「たしかに今年の文章は、今までの傾向とは全く違った気がするな。…あ、そういえば紫苑。センターと言えば、あんたは英語の問題のアレ、気付いたか?」

紫「アレって?」

ネ「第4問のBパートに出てくる電話番号のことだ。」

紫「電話番号?えっと…あ、これか。『555-456-0721』これがどうかしたの?」

ネ「番号の下4ケタを読んでみろ。」

紫「…? ゼロナナニイチ??」

ネ「そうじゃなくてだな…。もしかして紫苑、本当に分からないのか?」

紫「なにが?」

ネ「ハァ…。聞いたおれがばかだった。そうだよな。純粋で天然なお坊っちゃんが分かるわけないか。」

紫「ぼくはお坊っちゃんなんかじゃない。」

ネ「まぁそう怒るなよ。別に分からなくてもいいことだ。」

紫「教えてくれよ。」

ネ「…は?」

紫「だから、0721がなんなのか教えてくれ。お坊っちゃんだと言われたまま、引き下がるわけにはいかないし…。」

ネ「紫苑…あんた本気で言ってんの?」

紫「あぁ。きみとは対等でいたいんだ。だから、きみが知っているのにぼくが知らないことは、教えてほしい。」

ネ「…そうか。分かった。今の言葉、絶対忘れるなよ。」

紫「教えてくれるんだね!」

ネ「あぁ。今からあんたに、このネズミ様が、0721について手取り足取り教えてやるよ。さぁ、こっちに来い紫苑。」

紫「うん!…って、え!?ちょっ…ネズミ!?なにやって………ンッ!!」




おわれ\(^O^)/
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