幽霊少女と不真面目少年
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屋上のフェンスにもたれかかって、
手をつなぐ2人。
『なぁ、文乃もしかして後悔してへん?』
「うんちょっと強引だったかなって(笑)」
結局、あの後すばる君は屋上から飛び降りた。
もちろん、今こうして私と居るわけだから
この結果だ。
『俺は別に、怖くは無かった。
これでずっと文乃の隣に居れるわけだしそれにやっと 文乃と手をつなげた。
これだけでも俺は飛び降りた価値は
十分やと思うで?』
「ちょ、意味わかんないwwww」
『まるで章大並の言語能力ってとこか?』
「ねぇ、すばる君はこれからもずっと
私と一緒に居てくれるんでしょ?」
『当たり前や!ずっとお前と一緒に居るで』
終われ。