幽霊少女と不真面目少年
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「文乃・・・・」
俺の大事な人の、彼女の名前。
どうして、自殺なんてしたん・・・・?
俺に原因、あったんかな?
ここ一週間、よく文乃のことを思い出す。
なぜか彼女が近くに居る気がして。
・・・なぁんてただの病気やね(笑)
未だに彼女のことが吹っ切れていない俺を、
アイツはどう思ってんやろな。
空の上で笑ってんのかな。
それでもいいや。
「文乃、俺お前のこと
まだ大事に思ってんぞ・・・」
この言葉が彼女の元に届くと信じてる。
会いたい。彼女に、会いたい。