BL

□キミの隣にいたいだけ
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「青峰くん。変わりましたね」


黒子っちはどこか寂しそうに言った

俺は不謹慎だったかもしれないけど
心の中で喜んでいた


「そうっスね〜
元々強かったけど
最近もっと強くなったから」

「ボクはもう必要ないみたいです」


黒子っちがそんなことを呟くから


「俺は黒子っちが必要っスよ!!」


本当に、偽りのない気持ちを叫んだ

だけど……


「青峰くんじゃなきゃ、ダメなんです」


その言葉には凄く破壊力があって……


(やべー 泣きそう)


「そう、っスか……」


無理に笑顔を見せても
ショックを受けた心は
もう立ち直れなくて
それ以上の言葉が出なかった









*****


「テツヤがバスケ部をやめた」


赤司っちが唐突にそんなことを言った

結局、黒子っちは青峰っちを選んだんだ

俺は何のために
ここまでやってきたんだろう

そう思うと涙が零れた



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