見習い天使の大冒険
□歓迎会
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歓迎会
ブルマの提案で始まった歓迎会
人に対してトラウマを持ってしまった彼女にピッコロは荒治療と評してその提案を快く引き受けた
が当の本人は不安から心なしか落ち着きが無い
招かれたリビングのソファに座ったり窓辺から外の様子を見ては溜息を漏らし扉の方から物音がすると肩をビクつかせて固まっていた
ブ「フフフ・・・大丈夫よ?心配しなくて誰も捕まえて苛めたりしないからw」
ラン『はぁ・・・分かってるんですけど・・・・体が反応しちゃって・・・;』
ブルマはクスリと笑いながらランに掌を差し出した
その掌に首を傾げていると乗るように促して来る
ブ「今回の主役なんだから☆お洒落しなくちゃね?」
ラン『お洒落か・・・でも・・・あたしが持ってる服はこれだけよ?』
ブ「私に任せなさい!☆」
ドンと胸を叩くと自身の衣裳部屋へとランを招いた
物持ちの良いブルマは幼い頃に遊んでいた人形の洋服をランに差し出すも少し小さい
そうね〜と人指し指を口元に当てて視線を宙に浮かせている
ラン『このままでもいいよ?』
ブ「ダメよ♪・・・あら・・・羽があるから着れないわね・・・;」
ランの背中を指先で確認すると真っ白な羽が生えておりオーダーメイトで頼むしかなさそうだ
ラン『羽がなきゃいいの?』
ブ「えぇ・・・もしかして・・・その羽って取り外しできるわけ?」
ツンツンと羽を突っついて呟く言葉にランは顔をブンブンと横に振って全否定をした
ブ「冗談よ^^;で・・・なんとかなるの?」
ラン『もっちろん♪』
星型スティックを取り出すと自身の体にポンと当てた
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