*ロングストーリー
□ドロップ=キミ
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―――カラン カラン
と、
小気味のいい音をたてながら
ドロップの缶を振った。
小さい頃から、こういうのが
好きだった。
何が出てくるんだろうとドキドキする感じや、
この小さな缶に沢山、飴が詰まっているのを想像する時の
ワクワクした気持ち。
周りからすれば小さな事も、
オレには十分魅力的だった。
1つ取り出そうと、缶の蓋をとり
逆さにした時だった――――
「はーーーんーだっ!!」
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