リボーン

□ボクトアナタ
1ページ/4ページ




いつからだろう…群れている小動物が気に入らなくて、噛み殺したかった。
ただそれだけだった…と思う。

なのに今、僕は風紀委員長となり並中の風紀を正してるんだ。
どうして委員長なんだろう。
…どうして‥どうして僕なの?
「ねぇ、どうして‥どうして僕…?
    なんのために…僕なの‥?」
声に出してから後悔する…誰も答えなんてくれない。


‘強いからー、最強だから‥’
     そんなの僕は望んでない。
強さは欲しい。
強くなればディーノ…彼と共に生きられる‥そう思ったから。
「本当に嫌になる。僕は女なんたけどなぁ…」
愛用のトンファーに付いた返り血を振り落とす。セーラー服も汚れた。
もう何もかもが面倒だどうでもイイ。
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ