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□一週間(社狗)
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1話ロング予告の話です。
駄作ですがそうぞ。。。






ある日、お使いを頼まれ町を歩いていれば、よく分からない連中に突如襲わた。
その時、その窮地から僕を助け出してくれたのが他でもない、この目の前にいる長髪黒髪男子であった。
しかし、命の恩人にしては少し頭のネジがが抜けていらっしゃるようで…

「動くなと言っている!」

態勢がかなりキツかったため身じろぐと、その瞬間彼の刀の切っ先が喉元浅く突いた。

「ちょ、痛いって!刺さってるってば!」

「に゛ゃー」

僕、命の恩人に殺されかけてます!

「…さすがに一週間このままは辛いだろう。少しと休憩するか」

目の前の彼はそう言うと、あっさり刀を鞘に納めた。

「ふぅ…で、何で僕を殺そうとしたの?」

「何を言っている!それは来週のお楽しみではないか!」

とりあえず今の一番の疑問を彼にぶつけてみれば、彼は拳を思い切り僕の頭に振り下ろしながら叫んだ。

「痛!」

痛みに頭を抱える。
この人は素晴らしく短気なのだろうか。

「と、とにかくお前はこれを食え!」

僕がなおしゃがみ込んでいると、彼は手にクッキーをいくつか乗せて目の前に差し出してきた。

「へ?」

いきなりの事態に困惑する。
可愛らしくデコレーションされたクマのクッキーはとても美味しそうに見えた。

「え、これ、僕にくれるの…?」

「これは…その…朝たまたま時間があって焼いただけであって、台本にお前の名があったから持ってきてやろうとした訳では断じて無いぞ!//」

何だかよく分からないが、僕へのプレゼントで間違い無いらしい。

「ありがとう!」

本当はいい奴なんだ、と微笑ましくなっているといきなりまた剣を突き付けられた。

「ひっ!」

「まだお前に気を許した訳ではないからな!勘違いするんじゃないぞ!」

おしりの痛みが和らぐ間もなくまた最初と同じ態勢になり、切っ先が喉を薄く切った。



という事を一週間繰り返してたら可愛いよね。

ちゃんちゃん。

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