戦場を駆る悪魔の物語-運命編-

□PHASE3:Return of Devil
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アーモリーワンの外側ではシンのフォースインパルスとレイのザクファントムが地球軍大佐ネオ・ロアノークが駆るMAレグザスに苦戦していた

「さあ、その機体も戴こうか!」

レグザスはガンバレルを射出し、インパルスにオールレンジ攻撃を仕掛ける

シンはその攻撃に翻弄されていた

「シン!動きを止めるな!的になるだけだぞ!」

レイが叱責し、ガンバレルの一基をライフルで撃ち抜く

ピキィン

レイとネオの頭に何かが走った

「何だ?今のは?」

そこにミネルバが帰還信号を出した

「欲張り過ぎは身を滅ぼすかな?」

ネオもガーティールーへ帰還した

そしてガーティールーは両翼をパージし、パージされたパーツはミネルバの眼前で爆発した











ミネルバに戻ったシンは格納庫に見慣れない機体があるのに気づいた

「あれ?あの機体、ミネルバにあったか?」

シンがヴィーノに尋ねる

「ああ、さっき発進する前に乗ってきたんだよ。インパルス以外にも奪われてない新型あったんだなって皆びっくりしてる」

「へぇ…」

そう言ってシンはパラディンを見据えた











「議長、これよりミネルバは、あの艦の追撃に移ります。下船てきませんが、よろしいですね?」

「ああ、私のことはいい、あの三機の破壊及び奪還は最優先事項だ。また新たな争いの火種になってしまっては目も当てられん」

そう言ってデュランダルはシートに腰を下ろした

『艦長、戦闘中でしたので報告が遅れましたが、先程ザクに搭乗した二名の民間人を保護しました。拘束した所、オーブ代表、カガリ・ユラ・アスハ氏とその随員とのことで、議長との面会を希望しています。僭越ながら医務室にて怪我の治療を行い、士官室でお休みになられています』

その報告に艦橋の者達は驚く

『それと、レナ・エクスタリア特務兵が先程MSでこちらに乗船なさっていますが…』

「ええぇ!?」

副長のアーサー・トラインは間抜けな声をあげた

「ほう…」

その報告をデュランダルは興味深そうに聞いていた
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