紅葉と偽りの雪姫

□第一章
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美緒が病院に搬送されている時、ある6人にメールが送られた。


その内容は、美緒が屋上から飛び降りたということ、搬送先の病院の名前が記されていた。



そのメールを読んだその6人は急いで病院に向かった。


始めに着いたのは、その病院の院長の息子である忍足侑士、同じ学校に通っている宍戸亮、向日岳人だった。

侑「美緒は!?」
検査室の前に座っていた仁王に呼び掛けた。
仁「今、おじさんが処置して、検査しとる。」

仁王の言葉とほぼ同時くらいに美緒の双子の兄である越前リョーマが到着した。

リョ「美緒、大丈夫なの?」
心配そうな面持ちで、仁王に問いかける。
仁「裏庭の木がクッションになったみたいでのぅ、目立った大きな傷はないんじゃが、一応って検査しとる。」

宍「でもよ、どうして美緒は屋上から飛び降りるなんて事したんだよ。」
宍戸は他の3人も聞きたかったであろう質問を仁王に投げ掛けた。







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