限良中心小説
□遊園地
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こうして、俺達は公衆トイレに向かう訳になった。しかも、着個室が1つしかなかったから、俺と墨村は一緒の個室で着替える事になった。
「墨村と二人きりで個室とか」「何か言ったか?志々尾?」
「何でもない」
「志々尾の裸…グフフ」
「何か背筋に悪寒が走ったんだが」
「気のせい。気のせい(笑)(笑)」
「そう…か…」
かくして、無事に着替えられた。何事も無くて良かった。
「中行こうぜ」
「待て。はしゃぐな」
はしゃぐ墨村。
「早く早く」
「全く。子供過ぎるだろ」
「今日ぐらい、いいじゃねえか」
「お前は、毎日そんなんだ」
「言ったな〜!ってあ〜!走んな卑怯だぞ!俺が一番なんだからな!」
「うるさい!さっさと来い!」「志々尾も嬉しいんだな。よっしゃ!遊びまくってやるぜ!」「あ!そうだ。墨村あんまりはしゃぐなよ」
「何でだよ。遊ぶ為なんだから、いいだろ。はしゃいでも」
「そうじゃない。あーもういいや」
「何だよ。教えろよ〜」
「はしゃいでるとこ見て、萌え死んだらたっぷり可愛がってやろうと思っただけだ(小声)」
「何だって?聞こえなかった」「いや。何でもない」
無論、このあと色々遊んで萌え死にかけて、可愛がってやったのは言うまでもない。
遊園地