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□土×近
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『ちょっ…!トシっ!;』
俺は近藤さんの手を引いて
屯所の廊下をドタバタと突き進む。
スパーン、と勢いよく襖を開け
ようやくたどり着いた自室へガタイのいい背中を押し込むと
すかさず後ろ手に部屋を閉め切り、完成した2人きりの空間を満喫するように
俺は飛びついて思いっ切り抱きしめた。
勢い余って尻餅をつく近藤さん。
「すまねぇ、近藤さん。…だが、今のは近藤さんが悪りぃ!」
『何で?(・ω・`)』
言えねぇ。
うれしそうに真選組ソーセージ頬張ってるとこ見て想像したなんて
言えねぇぇぇ。
「とにかく、あんたのせいだかんな!」
『え゙ぇっ!?ちょっ…待っ……んんっ…///』
くそっ。何でそんなに可愛いんだよ、あんたは!
仕事にならねぇじゃねーか!