Free!!

□10Fr
1ページ/8ページ







「それじゃあ、水泳部の設立を祝いまして〜」

「「「「『かんぱーい!』」」」」





無事に部員も5人になり

設立が決定した水泳部







「まだ泳ぐには少し肌寒いけど、テストをかねて水を入れてみたから」

「...」キラキラ


『ハルカ...』ボソッ







綺麗になったプールに水が入っていて、今にも泳ぎたそうなハルカ




かくゆうボクも、物凄く泳ぎたい衝動に駆られていたりする(そういう所は似てしまったらしい)













「後はこれをみんなで...」

「「「「『...』」」」」





あまちゃんセンセから一人一個、塩素の錠剤を受け取り


みんなバラバラにプールサイドに立つ











「それー!!」

「えへっ!!」

「えーい!!」

『とりゃー!!』







センセの合図で各々プールに投げ入れる










「いよいよ水泳部始動だね!」

「まぁ、まだプールには入れな...ちょっとハル!?また着てきたのー!?」






ボクの横にいたハルカは、すぐさまジャージと体操服を脱いで水着になっていた





だったらボクも...わくわく







「やっぱり素敵な上腕三頭筋!!」キラキラ

「って、上腕?」





ハルカの筋肉に惚れ惚れしている江ちゃんに、律儀につっこむ真琴




その間にボクも......





バシャーン





「ハルまだ早いよ!!冷たいってー!!って、なんで翔奏まで入ってるのー!!?」

「翔奏センパイの腹筋!!」キラキラ



「あらまぁ〜」

「いーんじゃない?気持ちよさそうだし」










久々に水に浮いた気がする...


横にぷかぷかしてるハルカも気持ちよさそうだし...よかった...






「ホントだ...って、唇紫色!!?」

「早く上がらないと風邪ひくって!!」

『...』





ボクとハルカは、みんなの制止の声を聞かずに気が済むまで泳いだ






「いっけーハルちゃーん」

「だからダメだってー!!」


「私、アミ持ってきます!!」

「えっ?網ィー!?」











次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ