Free!!

□6Fr
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「「「「「ご馳走様でしたー」」」」」




ゲームが途中だった事もあり、早々と夕飯を食べ終えたみんな


もちろんボクも食べ終わってるけど






「「ハルちゃん続きー!!」」

「わかった...」




すでに引っ張られているハルカ

あっもうリビングからいなくなったよ...はやっ!?














「もう遅いし、泊まってく?翔奏ちゃん先にお風呂入っちゃっていいわよ?」

『いいの?じゃあお言葉に甘えて〜』

「えっ翔奏泊まるの!?」

『なんだよ真琴ーダメなのかよ?』





軽くショックだぞ...





「真琴、翔奏ちゃんをこんな暗い中帰すのか?襲われたらどうする」

『そーだよ、か弱いんだよボク』

「か弱いって...わかったよ、ハルにも伝えてくるね」





そう言って真琴は部屋に戻った


ちなみに家はすぐ隣だから、襲われることはまずないんだけどね...






「相変わらずだな真琴は...」

「そぉーねー」

『だよねー...どうにかしてよ、ママさんパパさん!!』




二人はボクの気持ちを知ってるから、微笑みながら見守ってくれてる





「この際告白しちゃったら?あの子だって、満更じゃないでしょう」

「そうだな!そうしたら、翔奏ちゃんも晴れてウチの娘だし!」

『うーん...考えとくー』






居心地の悪い笑みを浮かべる二人を背に、お風呂場に向った












『ふぅ〜いい湯だわぁ〜』





真琴の家のお風呂はちょっと大きめだから、足も伸ばせるし快適


ついつい長湯をしてしまうよ〜








「翔奏ちゃん、着替えここに置いておくわね〜」

『あ〜ありがと〜』

「あと、蘭も一緒に入れちゃっていいかしら?」

『いいよ〜』





数秒後、大きな音を立てて蘭が入ってきた






「久しぶりだね〜カナちゃんとお風呂ぉー」

『そうだっけ?』

「わぁ!!カナちゃんおっぱい大きいねー!」

『ぅおっ!?いきなり触んないでよ!ビックリするだろー』

「ごめんね〜」





口では謝っているが、めっちゃ手はボクの胸の上だからね?

反省の色がまったく見えないよ蘭



別に女同士だからいいけどさ...









『さてとっ出るかー蘭?』

「うん、ゲームー!!」

『どんだけはまってんだよ、しんかい生物だっけ?』

「カナちゃんもやればいいのにー」

『ボクがやったら、蘭たちがやる時間少なくなるけどいいのか?』

「それはやだぁー!!」

『あっコラ、髪拭けって!!』





服を着たらすぐに脱衣所を出ていこうとするから、服を掴んで止める








ブワァーーー  カチッ





『ほれ、終わったぞ蘭』

「うわぁあ!!サラサラだぁー!!」

『そう?いつもちゃんと乾かすんだぞ?髪は女の命だからな!』

「うん!!お兄ちゃんとハルちゃんと蓮に自慢してくるぅー!!」





ホント元気だなぁー蘭は...


ボクも髪を乾かして、真琴の部屋へ向かった







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