Free!!

□5Fr
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早速、プールの補修というか

ほぼ掃除が始まった







「まずは草むしりからだね!」

『いきなりテンション下がったー』

「こらこら、まだ何もしてないのにそれはないでしょ翔奏...」





だってさ真琴くんよ...


このどうしようもなくとてつもなく面倒なことをやらなきゃならないボクの身にもなってよ←前回のヤル気は何処へ






「翔奏、手を動かせ」

『はぁ〜い、ハルカ隊長ぉー』ビシッ

「なんだよそれ...」

『だってー、何かしら喋ってないとくじけそうだからさー』

「確かにね...抜いても抜いてもなくならないよぉー」







多少の弱音を吐きつつも

どんどん草はなくなっていくプール


その代り、プールの真ん中に草の山が出来上がったけどね









『ねぇ、草取ってた時から思ってたけど...底のひび割れヒドイよねー』

「あぁ...それはオレも思ったよ」

「『特にここ!!』」






真琴と一緒に指差した場所は、明らかにダメな状況だった


補修を任されたからには、しっかりと直さないとダメだろうし






『これも直すんだよね、やっぱり...』

「だね...必要な物揃えないと」

「だったら、休みの日にあまちゃんに頼んで車出してもらおう!!」

『それなら、後から必要になりそうな物もメモしとこうか!』

「そうだね」






一旦草むしりをハルカに任せて、色々メモをしていった




















数日後−−


あまちゃんセンセに車を出してもらってホームセンターへ向かった








「......狭い」

『ハルカそれ言っちゃう?』




あまちゃんセンセの車は軽自動車

元々4人乗りなのに、後ろにハルカボク真琴の順に座っている(渚は助手席)


狭いのはしょうがないのだ...


でもさぁーボク結構真琴寄りに座ってるんだよ?







「大体何で翔奏まで来たんだ...いつもはダラダラしてるクセに」

『いいじゃん!仲間外れにしないでよハルちゃん!』

「ちゃん付けするな...」ムスッ

「まぁまぁ...二人とも狭いんだから、ケンカしないでよ」




ボクはケンカのつもりはないけど、ハルカは拗ねちゃった


しかたがないから、真琴にもっと寄りかかるとしよう





「!?...なに翔奏?」

『ハルカが拗ねたから、真琴がかまってー』

「ぅ...わかったから、あんまりくっつかないでよ翔奏」

『えぇーいいじゃんよー』





ボクの気持ちに全然気づいてくれない真琴には、これくらいしてもいいっしょ?

あっ今さらだけど、ボク真琴のことが好きなんだー


凛だと思ってた?それともハルカ?



ハルカの好きは家族愛だし、凛の好きは親友の好きかなー


もちろん渚は弟みたいで可愛いよ?






「「そこ、イチャつかない!!」」

「『はいっ!?』」






ちょうど赤で止まった時に、黒い笑顔のあまちゃんセンセと渚に怒られた



あまちゃんセンセの顔がマジでマジ恐かったです...







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