Free!!
□4Fr
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「というワケで、部活の申請用紙手ゲットしてきました!」
「仕事が早いね...」
「こういうのは、思い立ったらすぐにやらないとー」
創部理由もそつなく書き込んでいく渚(コヤツやりおる)
そこで問題になるのが、誰が部長をやるかってこと
ボクは部員には今のところ入ってないから、ハルカ・真琴・渚の誰かってこと
「部長はやっぱりマコちゃんだよねー」
「いや、そこはハルだろー?一番速いし...」
「速さは関係ないよ!向き不向きってあるじゃない?」
あぁ確かに...
ってことはーこんな感じかな?
『さぁ、1年生はプールサイドの掃除!2年生はストレッチのあとミーティングだ!!...みたいな?』
いきなり喋りだしたら、真琴と渚が驚いてたけど...
すぐに持ち直して...
「...ないな」
「カナちゃん、声真似すっごい似てるねー!っと...これで部長はマコちゃんで、副部長はハルちゃんってことで」
「んっ...おい、勝手に話を...」
聞いてないかと思えば、ちゃんと話を聞いていたのか文句を言ってくるハルカ
「まぁまぁまぁ!!副部長ってのは、だいたい名前だけでやることないから安心して」
『ちょっと渚、全国の副部長さんに謝れよお前』
「そうだよ渚!全国の副部長に失礼だよ」
「あと、会計は僕で...残りは顧問の先生!」
あームシですかー
って、顧問の先生か...
候補でもいるのか、渚の表情は明るい
「あまちゃんに頼めないかなって思って」
「あまちゃん先生に?」
『だったら、ボクに任せてくんない?』
「えっ?カナちゃんが?」
『ちょーっと、いいネタ仕入れたからさ』ニヤッ
ついでに、渚の方の意見とやらも聞いてみたんだけど...
ボクの徹底的証拠と若干の差異があった
一応真偽を確かめるために、ボクは職員室に行く前にある人物に電話をかける
『あっもしもーし、ササっちー?うん、翔奏だよー!!でさーちょっと聞きたいことあるんだけど、まずメール見てもらっていーい?』
一度電話を切り、メールをしてから再度電話をかける
『あっササっちどう?うんうん......えっどこで入手したか?今は内緒ー!じゃあ、また食べに行くからさー...うん、バイバーイ』
よしっ!
これで、あまちゃんセンセを説得(脅す)材料が揃ったぜ〜
いまのボク、すっごい顔してるかも...
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