Free!!
□2Fr
1ページ/4ページ
ゴーグル(帽子)を引っ張る癖で、相手が凛だってわかった
渚は一目散に凛の元まで行き、質問攻め
でも肝心の凛は全然聞いてないみたいで、視線は真っ直ぐボクとハルカを見ていた
「ハル、翔奏...お前らまだコイツらとつるんでたのか...進歩しねーな」
「えっ...?」
「何言ってるの凛...?」
「そういうお前はどうなんだよ、ちょっとは進歩したのか」
二人は相変わらずで...
どんだけ勝負したいんだよ...
二人についていけないボクたちは置いてけぼりだ...
「『待ってよー』」
とにかくボクたちは二人の後を追った
「オレとお前の差、教えてやるよ」
「ぃいぜ...やってみろよ」
ボクたちがプールにたどり着いた時には、すでに上半身裸の二人
さらに、下を脱ぎ始める
真琴は慌ててるけど、ハルカのことだから...ほらね、水着じゃん
しかも凛まで...
「早くアレ止めないとっ!!」
「別にいいんじゃない?」
「ぉおいっ!!」
『落ち着いてよ真琴...大丈夫だから』
二人が睨み合いながら、飛び込もうとしたけれど...
もちろんプールに水は...ない!!
勝負できなかった凛は、先に掘り起こしていたらしいトロフィーを放り落とし去って行った...
.