マギ長編

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南海の島国、シンドリア王国



かのシンドバッドの国である














「シンドバッド国王陛下、ご帰還!!」








カツ   カツッ






「王よ」 「王よ」


「我らが王がお戻りになられた」








シンが帰還したため

王宮内のほぼすべての人間が、出迎えるため並んでいた



いつ見てもすごいとしか言いようがない














「お帰りなさいませ」

「ママぁー!!!パパもおかえりっ」

『リア!!』








八人将が並ぶところから、一目散にオレの下へ走ってきたリア

抱き上げてやると、嬉しそうに身を寄せてきた(可愛い)









「ご無事のご帰還何よりです。シンドバッド王よ」

「ああ...長い間留守にしたなジャーファル」

「留守中の国事はつつがなく」

「そうか」















早々に執務室まで...

















「それで...バルバッドについての、煌帝国との"会談"はいかがでした?」


「ああ...」

『...』












煌帝国はバルバッドを支配下には置くが、バルバッドの共和制としての自治は認めるそうだ



また、バルバッドの王族は処刑せず、国外(シンドリア)へ追放することなどを認めさせた



七海連合の長たるシンにしかできない、交渉だっただろう





何だかんだ言っても、ヤル時はヤル男なんだよね...









「シンにライ、長旅でお疲れでしょう。お休みになられますか?」

「いや、早く彼らに報告してやりたいんだ」

『オレもアラジンたちに会いたいっ』







ちょうどモルジアナとマスルールが部屋に入って来たので、一緒にアラジンとアリババのもとまで行くことにした
























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