マギ長編

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『じゃあピスティ、行ってくるね!』

「うん...絶対に帰って来てよライ!!」

『当ったり前じゃん!!オレを誰だと思ってんだよ〜ライ様だよ?ちゃっちゃと済まして帰ってくるよ!』

「気をつけてね...この辺の警備は任せておいて!!」


『じゃあいってきまーす!!』

「いってらっしゃい!!!」







ピスティとのしばしの別れを惜しみながら
(力いっぱいの抱擁)






オレは用意してもらった船に乗り込み


迷宮へと近づいて行った...















『うわー近くで見るとデカイなー』



というよりも、これって浮いてんの?
それとも海底から伸びてんの?





謎だわーとか思っていると

目の前にアモンの時みたいな不思議な光の壁?みたいなものが見えた







オレは、疑うこともなく
普通にその光の壁のある岸に上陸して、そちらに歩みを進める







『いつ見ても、不思議な光だよなー...っと、見てる暇はないぜ!!はーーふぅーー...
いざ、迷宮攻略じゃー!!!』






一回大きく深呼吸をしてから、オレはその光へと手を伸ばした




案の定、不思議な光に包まれて(引っ張られて)オレは迷宮へと足を踏み入れたのであった...






























ピチャッ




『ん...?つめたっ!?』




アレ、ここ何処だっけ?


オレは辺りを見渡して、迷宮内に入った事を思い出した






『にしても、変な感じが何もしない洞窟だなー...』



アモンに入ったときは、オレの周りのルフの所為で...うん思い出したくはないな




でも此処は、なんだか落ち着くと言うか、逆に居心地がいいと感じる





もしかしたら、ジンの中でもイレギュラー的な感じなのかもしれない...?







『でも、いつまでも此処にいるわけにもいかないし...いざ探検だー!!』





オレは、前方に見えている

(多分)スタートラインの場所を目指して歩き始めた


(もちろん警戒は怠らずに)








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