novel
□カゲロウデイズ舞台裏
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「黒子、そういえばお前…高尾が血のりを落としている、と言ったな。 誰が落としているのだよ?」
緑間がふと。思い出したように言う。
「……カゲロウ君、ですよ…」
「なにっ?!」
「カゲロウってまさか…」
「はい。そのまさか…です、ね」
「真ちゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
嗚咽交じりの声で高尾がメイク室から飛び出してきた。
「高尾!どうしたのだよ?!」
「真ちゃん! もう俺帰るよ! 冬眠する!」
「何わけのわからないこと、いってるのだよ!」
「人前でいちゃいちゃしないでください。豆腐の角に頭ぶつけて死ね」
辛辣な黒子のセリフに火神が一言
「日本の豆腐ってすごいな!」
そしてその場違いな火神の場違いなセリフに一言。
「火神君、mj僕の天使hshs」
「お前も場違いなのだよ」