BOOK 薄桜鬼/K
□欲しいもの
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わたしは理解できず、手をとって握る
千景様は一瞬、目を見開いたがすぐに笑みを 浮かべる
「なつきも大胆になったものだな」
そう言って、千景様はわたしを引き寄せた
「えっ?」
わたしは訳が分からず千景様を見上げた
・・・?
!?
しばらくして理由がわかったわたしは離れよ うと千景様の胸を押す
しかし、びくともしない
そう… 今日はバレンタインデー
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