BOOK 薄桜鬼/K
□欲しいもの
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窓際に腰を掛ける千景様
太陽の光を浴びて美しくきらめく髪
わたしは千景様の部屋に入ってすぐに見とれ て立ち止まっていた
「…ん?」
そんなわたしに気づいて、千景様は顔をわた しに向ける
わたしはハッとして千景様の側に行き、同じ ように窓際に腰を掛けた
「千景様がわたしを呼んでいると聞いて…」
先程、そう聞いて天霧に連れてこられた
「あぁ、そうだったな」
そう言って、千景様は手を差し出す
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