BOOK 薄桜鬼/K
□甘いもの
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「土方さーん。行きましょ♪」
桜も周りのヤツらのように笑顔でいる
・・・・しかし、一番可愛い笑顔だ
「そうだな。」
今から桜の家で夕食を食べるんだが、どうやらたくさん作ってくれたらしい
「ご飯はできてるんですが、1つだけ土方さんと作りたいものがあるんです。」
・・・?
俺と?
作るったって、俺は何も出来ねぇぞ?
毎日の夕食だって、桜が作りに来てくれなければ、コンビニ弁当だけの始末だ
「たまにはいいでしょ?ちゃんと教えますから」
はぁ…
そんな笑顔で言われりゃぁ断れねぇな
「そうだな、たまにはやってみるか」