BOOK 薄桜鬼/K

□これからは一緒に
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チラチラと見える羽織…

多分、新選組だろう…


あまり、幕府側には関わりたくない…

私が働いているもお店には攘夷派の方が多く利用する




すぐに、その場を離れようとしたとき…

「きゃっ!!」


ケンカをしていた新選組ではない方に腕を引っ張られた


「おぃ!!この嬢ちゃんの顔がどうなっても知らねぇぞ」

刃物が私の頬をなぞる


「なっ…!?いきなり何をするのですか!?」

私は、睨み、震える手を抑えるようかに力を入れた

そうでもしないと、震えて…泣き出しそうだったから


「おぅおぅ…。威勢のいい嬢ちゃんだ。刃物の痛さを知らねぇようだな」

どうしよう…
相手を怒らせてしまったみたい…


やっぱり、この道を通らなきゃ良かった…

と、後悔し

刃物で傷つけられる覚悟が出来たとき…………                                                                                     
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