BOOK 薄桜鬼/K
□これからは一緒に
2ページ/8ページ
チラチラと見える羽織…
多分、新選組だろう…
あまり、幕府側には関わりたくない…
私が働いているもお店には攘夷派の方が多く利用する
すぐに、その場を離れようとしたとき…
「きゃっ!!」
ケンカをしていた新選組ではない方に腕を引っ張られた
「おぃ!!この嬢ちゃんの顔がどうなっても知らねぇぞ」
刃物が私の頬をなぞる
「なっ…!?いきなり何をするのですか!?」
私は、睨み、震える手を抑えるようかに力を入れた
そうでもしないと、震えて…泣き出しそうだったから
「おぅおぅ…。威勢のいい嬢ちゃんだ。刃物の痛さを知らねぇようだな」
どうしよう…
相手を怒らせてしまったみたい…
やっぱり、この道を通らなきゃ良かった…
と、後悔し
刃物で傷つけられる覚悟が出来たとき…………