先生、大好き...
□久しぶりの電話
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4月10日、いよいよ明日は入学式
♪〜♩〜♫♪〜♩
「ん・・・??」
時間を見ると朝7時。こんな朝早く誰??
画面を見ると、懐かしいあたしの好きな人。川下先生からだった。
「もしもし」
寝ぼけた声で電話に出たため、声が変だった。
「まだ寝よったんか?」
「いえ、大丈夫です」
「お前、新入生挨拶読むみたいやの?」
「知ってたんですか?」
「ああ」
専門学校の白石先生は川下先生と仲良しで、白石先生が事前に川下先生に言っていたらしい。
「白石先生、心配しよったんぞ?お前が新入生代表として読むのを断るんじゃないかって・・・「大丈夫ですよ、断らないですよ。もし断ったら僕の所に電話してきてください」って言っておいたんぞ」
「そうなんですか?!」
(あぶなぁ〜・・・断らなくて良かった。もし断ってたら今頃、雷が落ちてただろうな;;(笑))
「今日から先生も入学式なんよ」
「そうなんですか?」
「俺は1年生の担任になったんよ。准先生は中学校の2年生の担任になったらしいで」
(へぇ〜、准先生が担任か・・・)
「お前も頑張れよ?」
「はい」
「じゃあな」
「は〜い、失礼します」
ピッ