♀×ルル

□嗚呼勘違い!!
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カレルル←ブシ

(ルルーシュを刹那だと勘違いするブシドー)













アロウズの新型機、アヘッドが蜃気楼へと迫る



「この動き……手強い奴か!?」



ルルーシュは迫りくる鋭敏な機体の動きに、僅(わず)かながら怯(ひる)み動揺する



「その剣捌(さば)き、間違いない…あの時の少年だ!」



赤と黒のエキセントリックな仮面を被った男は、相対し嬉しそうに微笑む



「…何のことだ?」



一度も会ったことのない人物の、熱烈なアピールを受け、通信機の向こうでルルーシュは口元を歪める



「何と言う僥倖(ぎょうこう)



「おい、そこのモビルスーツのパイロット!人の話を……」



だがもう遅かった



情熱的な偏愛の持ち主である、ミスターブシドーの暴走は止まらない



「生き恥を晒したかいが…あったと言うものッ!」



「人の話を聞けぇぇぇぇぇぇぇッ!!」



さらに、アタックを仕掛けて来る相手に翻弄され、ルルーシュは成す術もない



「マズい、ヤられる!」



アヘッドに一方的に追い込まれ、機体が大きくバランスを崩し、ルルーシュは焦りの声を上げた



「汚い手で……私のルルーシュに触れるなァッ!」



真っ先に助けに来たカレンが、奇妙なアヘッドに打ちかかりながら喚(わめ)



圧倒的な戦闘力を誇る紅蓮聖天八極式が、蜃気楼の盾となり介入してきてくれたおかげで、一命を取り留めた



「私の道を阻(はば)むな!」



激しくぶつかり合うアヘッドと紅蓮聖天八極式



蜃気楼はそそくさと戦場から離脱する



「手合わせを拒まれたか…」



麗しい少年と、四年越しの再会を果たしたミスターブシドーの心には、これ以上ないと言うほどの昂揚(こうよう)や喜びが湧き上がっていた







嗚呼違い!!



(だからッ!人違いだと言ってるだろう!)








































ジャンル違いでごめんなさい

ハ…いや、ブシドー大暴走(笑)



お題拝借、闇に溶けた黒猫様


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