♀×ルル
□星空列車にとびのり乗車
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アニャルル
(アーニャin黒の騎士団)
アーニャ・アールストレイム
黒の騎士団、特別隊員
黒の騎士団創設時から、ゼロを支え続けた影の功績者
その日アーニャは、ゼロ専用の広々とした個室で仮面とマントを脱ぎ、読者を楽しむルルーシュとまったり寛(くつろ)いでいた
「ルル様」
「何だアーニャ?読書くらい静かに…」
「つまんない」
「は?」
「どこか遊びに行きたい」
アーニャはお気に入りの携帯を弄(いじ)るのも、ブログを更新するのも飽き、退屈で仕方なかった
「ああ、いいぞ」
「本当?」
「俺はここにいるから、久しぶりに息抜きでもしてきたらいい。アーニャにはいつも苦労をかけてるしな」
「ルル様と一緒に行きたい」
「俺と?だが……」
「ルル様と一緒じゃなきゃ意味がないの」
そう言い張るアーニャに、ルルーシュは「わかったよ」と、でも言いたげに、彼女のひとつに束ねたふわふわの髪をポンポンと撫でる
「少し待っていてくれ、外に出る準備をしてくる」
「ありがと…ルル様」
自分の気持ちを汲み取ってくれたのか、滅多に表情を変えないアーニャがにっこりと微笑んだ
「ルル様、あれ乗りたい」
「電車?電車でいいのか…?」
「うん、ルル様と一緒ならどこでも」
「嬉しいこと言ってくれるじゃないか」
ルルーシュの顔に、落ち着いた笑みがのぼる
「‥‥アーニャは信じております。ルル様ならば必ずや、素晴らしい世の中にして下さると‥‥」
「アーニャ‥‥」
アーニャはいつでも自分の傍(かたわ)らにいてくれ、その事実に深い感謝と感動を覚える
「‥‥俺一人でやるんじゃない。アーニャや、黒の騎士団の助けが必要だ。‥‥手を貸してくれるな?」
「‥‥お心のままに‥‥」
ルル様‥‥‥
ブリタニアをぶっ壊し、日本を取り戻して下さい
このアーニャ・アールストレイムの命
永遠(とわ)にルルーシュ・ランペルージ様とともに――――‥
星空列車にとびのり乗車
(ミルキーラインを駆け抜ける)
アーニャなら何も疑わず、自分を頼ってくれるルルーシュの味方でいてくれそう
本編のカレンはイマイチ、ゼロ(ルルーシュ)を信じきってないようだし…
(決してカレンを悪く言ってるわけではありません)
お題拝借、9円ラフォーレ様