♀×ルル

□きみらしく
1ページ/1ページ


ラウンズ×ルル



最終的にはアニャルル

(アーニャは騎士団創設時からルルの騎士設定)











私は普段からよくルル様を写メで撮って記録してる



この携帯もルル様がプレゼントしてくれたの



確かにルル様は素直じゃないとこもあるけど、本当はとっても優しい



そんなゼロでもあるルル様の一日はとっても大変



そんな主をサポートするのも騎士である私の役目



「ランペルージ副会長ぉ……好きです」



「ど、どこを触ってる!」



知らぬ間に周囲に色気を振り撒くルル様にとってセクハラは日常茶飯事



しかも自覚症状が全くない



だから私がいないと、ルル様は一日に何十回と貞操の危機に晒(さら)される



「なんだ?この子」



「アーニャ!」



形の良いルル様の桃尻を撫でてる汚い手を掴み、身の程知らずの男子生徒に、無表情だが睨(にら)みを効かせる



「ルル様に触れないで」



ある時はルル様にセクハラという暴挙を働く男子生徒からルル様を守る



「見つけた。ルルーシュ!」



「ス、スザクッ?!」



あろうことか自分のもののように、ルル様の細く折れそうな腰に手を回す



ズルイ…私だってルル様の腰に手を回したいのに



「スザク」



「ん?アーニャじゃないか。僕に何か用?」



ルル様の全身を、舐め回すような視線で見つめるスザクに苛立ったのか、アーニャはドスの効いた声で一喝した



「ルルーシュ君が嫌がってる」



またある時は、ラウンズに入って来たばかりのスザクという、万年発情期の変態からルル様を守る



「先輩!賭けチェス連れてって下さいよ」



「連れてってやるから、いちいちくっつくな!しつこいぞ」



極めつけはジノという名の金髪の大型犬



私はルル様の命令でラウンズに潜ってるから、一応同僚ということになる



「ジノ」



「どした?アーニャ」



「ルルーシュ君から離れて」



「嫌だ」



決して顔には出さないが、アーニャの怒り度はマックスに達しようとしていた



「ジノ、済まないが暑苦しい。離れてくれ」



「えっ!」



ご機嫌斜めのルル様に、やんわりと拒絶の意を示されたジノは、まるで頭についているかのように錯覚させる耳と尻尾を垂(た)らし、落ち込み始める



「大人しく待ってられたら褒美をくれてやる」



「マジっすか!?」



ルル様は単純な大型犬、ジノの扱い方もそつなく熟(こな)



飴と鞭の使い方も絶妙な加減で仕上げる



「おいで、アーニャ」



私の身長に合わせて屈(かが)んでくれたルル様は、右手で私を手招きし、私を抱きしめてくれた



「ルル……様」



私に感謝している時の合図



不器用なルル様なりの、精一杯の信頼の証



それが何より嬉しくて、私はルル様の唇にそっと自分の唇を重ねた







みらしく。



(ルル様は私が知ってるルル様のままでいい)










































初めてのラウンズ×ルルでした

でも、オチはアニャルルで締めます

久しぶりに書けた、私の理想のアニャルルなので満足してます(笑)

詳細設定として、アーニャは最初から騎士団側でルル(ゼロ)に絶対の忠誠を誓う騎士

ルルの命令でラウンズに潜入調査してるので、同僚と友好を深め、ブリタニアの機密情報をひとつでも多く引き出そうとしています

アニャルルやスザルルは問題なく書けるんですが、ジノルルがどうも書けないんだよね…なんでだろ?

アニャルルやスザルルでネタを思いついたら、どうぞネタを分けてやって下さい

慢性的なネタ不足で、ほんと困ってます(苦笑)



お題拝借、闇に溶けた黒猫様


[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ