スザルルSS

□ドラマティック・ベーチェット
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スザ←ルル


(スザルル、皇帝即位までの一ヶ月の空白期間)







ラグナレクの接続を止め、一応双方の間に和解は成立したが、気まずい雰囲気は否(いな)めない



なかなかスザクに話しかけられず、悶々としてたルルーシュは、ありったけの勇気を振り絞(しぼ)り、眠っているスザクの唇にキスしようとする



(よ、よし…!条件はクリアしたも同然)



しかし、唇を合わせた瞬間、違和感を感じ眠りから覚めたスザクと目があう



「ルルーシュ」



「いや…あのっ……こ、これはだな…!」



「君はそれで満足なの?」



「え?」



「僕は全然…足りないよ」



スザクの興奮を煽(あお)ってしまったルルーシュ



そのままキングサイズのベットに押し倒され、相手の舌に絡みつくような、濃厚なキスをされてしまう



「ん…んぅ……」



「ルルーシュ、可愛い」



酸欠で苦しむルルーシュが胸を激しく叩くので、名残惜しいが唇を解放した



「もうちょっとソフトに出来ないのか、お前は!」



「これでも僕にとってはソフトなつもりなんだけどな」



「C.C.は激しいが、優しい時はすごく優し……」



「C.C.?」



「いや!今のは…な、別に何でもな……」



「なんでそこで彼女の名前が出て来るのかな?」



「そ…それは……っ!」



C.C.の名を出すやら態度が不機嫌になる



「ルルーシュ」



「…………はい」



「C.C.とヤったの?」



「と言うか……犯られた」



「彼女に色々調教されたんだね…」



「うっ!」



「大丈夫。彼女のことなんて忘れるくらい気持ち良くしてあげるよ」



「スッ…スザク……!」



「愛してるよ、ルルーシュ…」



そしてルルーシュはスザクの言う通り、魂の全てを相手の輝きへと委(ゆだ)ね、安寧(あんねい)へと沈む



愛してると言う囁きだけが、脳裏に浮かんで、いつまでも木霊(こだま)していた







ドラマティック・ベーチェット



(刹那絡んだ視線に全てを込めて)











































C様に嫉妬するスザク(笑)

何で一ヶ月も間が空いたかって?

ルルとスザクの愛を深めるためですよ!

なんだか最近、無性にスザルルが書きたくなってきた…

あわよくば男体化C様×ルル子も書きたいです!



お題拝借、ニルバーナ・闇に溶けた黒猫様


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