short
□海常バスケ部合コン
1ページ/3ページ
「よし、全員揃ったな?」
駅前に集まる3人。
1人はモデル、1人は残念なイケメン、1人は女が苦手とゆう個性豊かな男たちだ。
今日はモデル……黄瀬が合コンをセッティングしたとのことで、この3人が集められたのだ。
相手の人数の関係上、残りの2人はお留守番。
笠松は最後まで嫌がっていたものの、黄瀬と森山に無理矢理連れてこられたようだ。
「黄瀬。今回の相手の情報は?」
「はい!俺と同い年の女子高の3人ッス!1人は俺のモデル仲間で、1人は大人っぽい子で……あと、もう1人が問題なんスけど…」
森山と黄瀬が盛り上がっている中、笠松はムッと不機嫌そうに腕組みをする。
「実は、男子が苦手ならしいんスよ…」
「なんだと…!?……まぁ、こっちにも女が苦手な男がいるからな」
森山と黄瀬は、チラッと笠松を一瞥して、顔を見合わせる。
「なんとかなるだろう!」
「そうッスね!」
そして一同は待ち合わせ場所に向かうのであった。